ひきこもり主婦がカナダに住んだ話

モントリオールで赤ちゃんと暮らす

カナダに住む平成元年生まれの記録。2017年~2019年の春まで滞在。失敗や後悔記事も追加中。Instagram→@shima_montreal

カナダのフリマ掲示板キジジで遭遇した話が通じない人

 

カナダから撤退する際に、不要な家具や物を掲示板に載せて売りました。

 

キジジ上で遭遇した人々については前に少し書いたのですが、ブログに書く気も起きないくらい疲弊した事についてはまだだったので記しておきます。(やっと書く気になりました。これから利用する方の参考になればと思います) 

 

 

【え、同一人物だったの?のパターン】

キジジでは出品者と購入希望者で連絡を取り合って取り引きをします。その連絡を取る方法が、キジジのメッセージ欄を使う方法と、自分の携帯電話やスマホのショートメールを使う方法がありました。(ショートメールを使わない事も可能です。私はあと数日で使わない番号になるので取り引きに使いました)

 

出品するとキジジにもスマホにも色んな人からメッセージが連日来ます。(安く出品したからだと思います。高くしたら連絡は落ち着きました)

 

キジジを通さず直接スマホにメッセージをくれる人もいるのですが、キジジとスマホ同時に連絡をくれる人もいます。慣れている人だとスマホに連絡をくれる際にキジジ上のイニシャルやニックネームを名乗ってくれるので、もしキジジでも連絡をくれていたらさっきキジジで連絡をくれたあの人だとかが分かりました。

 

しかし中には名乗ってくれない人もいて、私としてはキジジとスマホで別の人物からそれぞれメッセージが来ているように見える訳です。

 

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(↑描いていないのですが色んな人からたくさんのメッセージが来ます)

 

 

見知らぬ人のスマホにメッセージを送る場合、名前を載せないのは防犯的に正しいのですが、キジジ上のニックネームやその頭文字くらいは明記して欲しいものです。書いてくれた人とはスムーズに取り引きができました。

(例えばキジジのニックネームがMichaelの人がスマホにメッセージをくれる時に「Mです」、と名乗ってくれるだけでも助かりました) 

 

 

キジジとスマホの両方に連絡をくれた人で、名乗ってもらえなかった為に同一人物だと思わなくて怒らせてしまった事もあります。私が同一人物だと思わなかった理由を説明しても分かってくれないだろうなと感じたので、わからなかったよごめんと言って終了しました。(正直、怒る事でもなくない?という気持ちでした。その人のキジジのアカウントに記載されている電話番号とスマホにメッセージをくれた番号が違いましたし、同一人物だと分かりようがありませんでした)

 

 

解決法はスマホにメッセージを貰ったらすぐにキジジで使っているニックネームを教えてもらうことですかね。(こっちが言わなくても名乗ってくれる人も沢山いましたし、名乗らなくてもちゃんとした人はいました)

 

あとは値上げをして連絡が来る頻度を下げました。値上げをするとなかなか売れませんが、同一人物かどうかの判別はしやすくなりました。(結局値上げしたものは売れ残ったので次の住人にあげました。その際に20$くれようとしたのですが明らかに新大学生の若者達なので辞退しました。ゴミを押し付けた形となりますし。今思えば受け取っても問題無かったと思いますが)

 

スマホのメッセージを使わずにキジジのメッセージ欄だけで対応すれば良かったのですが、キジジのメッセージは4〜5時間タイムラグがあって、あと数日で出国という状況の我々は数時間も無駄に出来ず、スマホのメッセージを使ったのでした。

 

 

 

【人違いだという事を信じてもらえないパターン】

ある日、スマホに「椅子をこれから取りに行くけど道がわからないから住所を教えて」とメッセージが来ました。私はちょうどソファを出品していたのですが椅子は出品していません。

 

これは犯罪の一種かなと思ったのですが、その人が送ってきたキジジのメッセージ欄のスクリーンショットを見ると、出品者が連絡先として私の電話番号を間違えて教えているのが分かりました。相手の勘違いですが、私がその出品者だと思って本気で質問してきています。道に迷って焦っているのか、返事をしなくても間髪入れずに連続でメッセージを送ってくるし、相手の勢いがよすぎて怖かったので夫に任せました。

 

何と言ったかは忘れたのですが、人違いだと夫に伝えてもらいました。でも分かってもらえず、

 

「なんだと!お前が教えた番号に連絡してるんだから合っている!からかって遊んでるんだろ!」だとか色々言われ、

 

出品者にキジジで連絡をとってと言えば、「今、お前が教えた番号でお前と話している!」

 

だとか言われ、いや違くて…と、言い回しは変えましたが2〜3回問答してもらいました。でもやっぱり分かってもらえませんでした。

 

 

夫と、この人は血がのぼっててダメだよ放っておこう、という意見になり放っておきました。暫くしてから「解決した」と、冷静なメッセージが来ました。やっと分かったかー!とホッとしました。

 

(解決した、とだけでもメッセージをくれたのは今思えばまだマシな気もします。我々も色々言われて関わりたくなかったため返事はしませんでした)

 

 

 

特に印象的なキジジのお疲れエピソードはこれくらいなのですが、こういった方々は大体言葉遣いも悪かったです。取り引きしないで正解だったかもしれません。真実は分かりませんが、夫婦判断でこの人は変な人っぽいなという方とは取り引きしませんでした。

 

 

お陰で実際に会って取り引き出来た方は皆さん良い人だけでした。偶然日本人の方にも来ていただけました。取り引きさせていただいた方、ありがとうございます。

 

 

今日本でフリマサイトのメルカリを使っているのですが、幸運にもここまでな方にはまだお会いしていません。支払いが遅くてキャンセルになりそうだとか、受け取り評価をしていただけないとかは事務局が解決してくれるので問題ないです。手数料を取られるとはいえ、キジジと違って事務局が介入してくれる方が使いやすいですね。(キジジだとお金のやりとりも自分たちでやらないといけないので緊張しました。)

 

 

しかし日本でもカナダでも、"日本人だから安心"という訳でもないようなのでそこは運でしょうね。(上記の不思議な方々も何人かは分かりませんし。どこにでもいそうな感じですね)

 

 

話が通じないなんて悪口みたいになってしまいましたが、相手も同じ事を思っていた事でしょう。でも当時は本当にお互い別次元に生きているのかと思いました。今思えば初心者かつ短期間で売ろうとしていたとはいえ、もう少しうまくやれたら良かったと反省します。

 

アンジャッシュのすれ違いコントみたいな体験ですが、相手がブチギレていたので怖かったです。

 

 

という感じで思い出すだけで恥ずかしいような面倒くさいような気持ちになる出来事でした。いい事ばかりでは無かったのは確かです。