ひきこもり主婦がカナダに住んだ話

モントリオールで赤ちゃんと暮らす

カナダに住む平成元年生まれの記録。2017年~2019年の春まで滞在。失敗や後悔記事も追加中。Instagram→@shima_montreal

【カナダ パビリオン】子供が「並んで良かった!」って言ってた【大阪万博2025】

大阪万博2025のカナダパビリオンに小学生の子供達と9月の頭に行ってまいりました。

 

モントリオール在住時は0〜2歳だった子供達はもう小学生です。カナダのことは全く覚えていません。もう帰ろうかというところで、

 

「カナダパビリオンに行きたい!お願い並ばせて〜!」

 

と長女が言うので並びました。120分ですよ。そんなに並んだことありません。

 

万博は大混雑、帰りの電車は花火大会後の駅のように入場規制していてホームに行くまでかなり待つ!……という風に聞いていたので、いつもなら却下な意見です。

 

早く帰路につきたくパビリオンに入るか迷いましたが、「もうカナダには行かないだろうし、もう閉幕するし、今後日本で万博やったとしてカナダが参加するか分からないし、何より子供が縁のあるカナダに興味を持ち入りたいと言っている」……と思い入っちゃいました。

 

 

ということで以下ネタバレです

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並びはじめは120分待ちでしたが、出てきたら100分待ちになってました。(ドローンショーの時間帯だったからみんなそっちに行ったのかな?)

 

 

カナダパビリオンでは、タブレットのカメラ越しに展示物(氷山)を見ると色々出てきて面白いらしい……ということです。子供が好きそうですよね。

 

 

入り口でタブレットを受け取り最初のお部屋へ。

 

いわゆるチュートリアル室でしょうか。タブレットの扱いの注意事項を聞きます。天井のケベックの川(?)をタブレットで見ると、魚が見えました。

 

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お部屋のみんなが扱い方を理解したところでメインの部屋へ。

 

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氷山が沢山あり、タブレットで自由に見て回ってよいということです。一つ一つ見てまわりました。

 

スタッフさん達が各所にいらっしゃり、操作の介助や説明をしてくれました。

 

氷山を読み込む角度によって現れるものが変わるそうで、1つ現れたからといって次の氷山にいかずに色んな角度から見たらいいのねとここで把握。宝探しみたいで楽しそう。これは期待が高まります。

 

 

下の写真はカナダ全土を表す氷山で、タブレット越しに見ると地形図やら色々な物が出てきました。

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スタッフさんが「ここがモントリオール、ここがオタワだよ」と説明してくれました。

 

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こんな所に住んでたのかぁ〜、などと言いながら次の氷山へ。

 

 

こちらはケベックシティの氷山でした。この反対側(写真に写るタブレット3台の側)から読み込むとまた違うものが出てきてました。

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うまく写っていないのですが、花火が打ち上がっていて、タブレットからは花火の音が聞こえてきました。

 

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少し離れるとこんな感じで小さく見えます。氷山には触ってはいけないのですが、近づけて見てみるようにスタッフさんにおすすめされたので近づいて見てまわりました。

 

 

ナイアガラの滝コーナーには観覧車もあって、タブレットからは滝の音もしました。

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ナイアガラ、赤ちゃんだったから行くのやめたんだよね〜、などと言いながら観察しました。

 

 

トロントっぽいコーナーもありました。

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行ったことないので分かりませんけれど。

 

 

色んな角度から見られますし、こんな場所にまで映像があるんだ?!という発見が各所にあるので、大人も夢中になって見てしまいました。思ってたより楽しいです。

 

万博ってその国がアピールしたいこと(技術)とかが使われるのですよね。このゲーム性溢れる体験、まさにカナダっぽいですね。(モントリオールにもゲーム会社がいくつもありました)

 

カナダの紹介(メイン観光地や生物、気候や文化)も氷山を回ることによってうまくされています。

 

 

とか思いながら楽しく見ていたら、次女が急に怖がりだしました。

 

何かと思ったら、

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イッカクが現れてました。結構デカくて館内も暗いし確かに怖いかも。

 

立て続けに大きなバイソンや大ぶりのビーバーが出て、気付けば次女はタブレットを放棄し私にしがみついていました。いつまた巨大生物が出てくるか分からないから怖いそうです。

 

バイソンは分かるけどビーバーは怖くないでしょ、さすがにもう巨大生物出てこないよ、、

 

というか動物園でバイソンのこと可愛いって見てたよね?

 

などと言いつつ、しがみついてくる次女を引きずりながら(比喩)見て回ります。

 

バイソンといえば、ケベックシティの郷土料理店でバイソンのパイを食べましたね。ビーバーはモントリオールの川に住んでいて誰かが噛まれたというニュースを見ました。ははぁ懐かしい

 

 

などと思っていると、スタッフさんに「上を見てごらん〜」と言われて見てみると、

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オーロラが現れました。

 

オーロラも見たかったけど赤ちゃんだったからやめたんだよね〜(再)、などと言いながら見て回ります。

 

 

氷山で何かを読み込んだ延長で氷山ではないところを見てみると、空中に飛行機が飛んでました。

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子供は飛行機のお尻を見れたことにテンションが上がってました。

 

メインの氷山の部屋を見終えたら最後の場所へ。他にもたくさん氷山はあったのですが、次女にしがみつかれていたため撮れませんでした。奥の壁の方にモントリオールっぽい所もあったのですが気のせいですかね?行った人はぜひ教えてください。

 

 

最後の部屋、宇宙ステーションっぽい場所です。

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宇宙飛行士が浮かんでいて、

 

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宇宙飛行士のお尻を見て「おしり!おしり!」と喜んでました。何という低レベル、これぞ小学生(失礼)

 

 

出口で迎えてくれたビーバー、女の子だそうです。

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この出口付近エリアには他にもフォトスポットがありました。

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次女が「アン・シャーリーだ!」と言って喜んで写真を撮ってました。

 

喜んでいたらスタッフのお姉さんが親子で写真を撮るよと声をかけてくれました。オーロラをバッグにお願いしました。

 

 

ところで、万博では各パビリオンにスタンプが設置されており、スタンプラリーを楽しむこともできます。

 

こちらがカナダのスタンプです。カナダのスタンプは入った人しか押せないパターンでした。(外に設置されていて入らずに押せるパビリオンもあります)

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専用のスタンプ帳を買ったのはいいものの、人が多くてスタンプ台を見つけるのも一苦労で、見つけてもスタンプのために並んでいたりして10/200個くらいしか集められませんでした。スタンプ帳は千円もしたのでちょっと残念。

 

 

カナダ好きの長女がスタンプを押しまくっていたら、

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さっきのお姉さんに「カナダ好きなの?」と声をかけていただいて、親切にしていただきました。

 

心温まる交流で感謝でいっぱいでした。

 

外ではコンサートをしていました。

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ステキ。でも誰だろう、分からない。申し訳ない。人々が静かに耳を傾けていました。

 

 

本当の本当に最後の出口の写真です。

英語とフランス語の2つの公用語を定めるカナダらしい出口の看板です。

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これを見て急にカナダの色んなSortieな場面が思い浮かび恋しくなりました。散々色んな展示を見た後でこの感想で恐縮ですがね。これが一番心に響いた展示でした。(展示じゃない)

 

 

最後の最後まで見どころ沢山のカナダパビリオンでした。

 

帰りに食べたカナダのポテトのプティーンの話はまた別記事で。