ひきこもり主婦がカナダに住んだ話

モントリオールで赤ちゃんと暮らす

カナダに住む平成元年生まれの記録。2017年~2019年の春まで滞在。失敗や後悔記事も追加中。Instagram→@shima_montreal

カナダ人に東北の大震災についてお祈りされた

 

カナダに来てもうすぐ1年です。

 

 

その間に、知らないカナダ人に東北の震災のお祈りをされました。

 

 

 

1人はWi-Fi工事のおじちゃんです。

 

 

友達がシルク・ド・ソレイユで、日本の津波の被災地で日本人の奥さんに会って結婚したって流れで話が出ました。

 

 

「あれは酷かったね…」と遠い目で言っていました。

 

 

 

 

 

もう1人は信号待ちで居合わせたおじちゃんです。

 

 

 

交差点にコンビニがあり、おじちゃんはその入り口で昼間から酒を飲んでいてちょっと酔っ払っていました。

 

 

「韓国人か?」

 

 

と聞かれ、日本人だと伝えると、

 

 

「アー、フクシマ、あー、ツナミ」

 

 

と手を合わせて言っていました。

 

 

あとは心配そうな顔で英語で何か言っていましたが歯が無かったのと酔っていたのとで何を話しているのか分かりませんでした。

 

 

失礼ですが、昼間から道端でベロベロに酔っ払っているおじさんでも福島を知っているなんて…と少し驚きました。本当に失礼なんですけれどもね。

 

ほぼ地球の裏の話なのに、しかも震災から数年経っているのに、こんなお酒の事しか考えていなさそうなおじちゃんでも(失礼)知っているんだ…と。

 

カナダは凄いなと思いました。失礼な事を思ってすみません。本当にありがたいですね。

 

 

おじさんと話していたため青信号を2回見送りました

 

 

赤信号でしたが車が来ていなかったので、おじさんに「渡っていいんだよ」と促され別れました。

 

 

(モントリオールでも赤信号は止まれです。でも車が来ていない時にはみんな渡っています。

 私は止まっていますが少数派です。)

 

 

 

 

3.11の日には私は茨城の自宅にいました。

 

 

家族の送迎をして帰ってきて、ちょうど車から降りた時に1回目の地震が来ました。

 

 

家々や電柱はゴムのようにぐねぐね動き、窓はギィギィ音を立てながら勝手に開いていきました。

 

 

空は雲の無い青空で綺麗だったのが印象的です。

 

 

(普段連絡なんて寄越さない彼氏だった夫が2度目の地震後に安否確認をしてきたので只事では無いんだなと思いました)

  

 

給水は私が通った小学校で水が常時貯めてあるので、そこで4Lくらいの水を専用のビニール袋に入れて貰いました。濁っていましたが飲めるそうです。

(まさか給水に並ぶ日が来るとは小学生の頃は思いませんでした)

 

 

水は復旧してもしばらくは濁った水が少ししか出ませんでした。

 

 

あと、震災数日後に津波被災地のワカメを売りにきた人がいました。詐欺が横行しているという情報もありましたし、ワカメは要らなかったので買わなかったのですが、あの人は本物の被災地の商売人だったのでしょうか。分からないです。買えば良かったかな?

 

 

Tポイントで寄付ができるそうですね。日本においてきてしまったので帰ったらやりたいです。