【感想】カナダで買った貝の正体と美味しかったランキング
前回の記事で魚市場に行ったお話をしましたが、今回はまだ食べていなかった謎の貝を2種類食べたので記しておきます。
前回の魚市場の記事はこちらです↓
謎の貝
その1 :細長い貝
小1くらいの男の子とその父親が大量買いしていたこいつ↓は、検索の結果マテ貝でした。
名前(仏語) palourdes couteaux (パルルド・クートー)
- パルルド=ヨーロッパのアサリ
- クートー=マテ貝
という事らしいです。
買ったのはアメリカ産だそうで、日本のものとは少し違うようです。
(参考:ヨーロッパマテガイダマシ | 軟体 | 市場魚貝類図鑑)
- 長さは13cm×2cm、厚さは1.5cm
- 価格は4つで6$くらいでした。
13cmもあり小鍋に入らなかったので、普通の鍋でやりました。
調理法を悩んだのですが、アサリに近いとのことなので私の大好きなアサリのお吸い物…をイメージしたマテ貝のお吸い物にしました。味付けは塩のみです。
お吸い物の完成です。※茹でただけ 笑
1つしか茹でていないのにかなりダシが出ていました。
砂抜きをしなかったのですが(死んでたんで…)大丈夫でした。美味しかったです。アサリのような味ですが長いだけあって少し硬くて食べ応えがありました。
マテ貝って日本で寿司屋なんかでは聞いた事は有りましたが、注文しなかったので見た事はありませんでした。今度注文してみます。
その2 : 巨大な貝
ナガウバガイ
名前(仏語) : palourdes stimpson (パルルド・スティンプソン)
- palourdes =ヨーロッパのアサリ
- stimpson =ホッキ貝
ということのようです。
カナダ産の物が日本で食べられているようです。
- 大きさは16cm×11cm、厚さは7.5cmと巨大です。
- 重さは殻付きで446g
- 価格は1個7$くらいでした。
焼きました。
醤油を垂らしたのですが十分しょっぱいので入れなければよかったです。
アサリをさっぱりさせた感じです。貝柱が大きいので美味しかったです。
こちらも砂抜きしなかったのですが(死んでたので…泣)、ジャリジャリしました。生きていたら砂抜きをして観察したいです。
次女の世話をしていてタイミングがずれて焦げましたが美味しかったです。
美味しかったランキング
こんな感じで、カナダに1年くらい住んで初めて魚介料理をしちゃいました。
(それまで魚料理は缶詰でした)
全部美味しかったのですが順位を付けてみます。では回想スタートです。
5位 : マテ貝 (吸い物)
内臓がカニミソの苦いやつみたいな味がして下処理すればよかったなと思いました。身も不思議な味なので5位ですが美味しいのでまた買いたいです。新鮮でなかったからか、硬くて千切るのが少し大変でした。茹で過ぎてはいないはずなのですがね。
4位 : ナガウバガイ (醤油焼き)
殻の大きさの割に身が小さく味も控えめだったのでこの順位ですが美味しかったです。1個7$は少し高いなという感じです。安ければ買いたいです。
3位 : ウニ (丼)
見た目は美味しそうなオレンジ色で香りも臭くなかったのですが味が控えめなのでこの順位です。ウニの味がしないのでウニ嫌いな人でも食べられそうでした。夫に食べさせてみれば良かったです。
この量で6$くらいが安いのかは…うーん、もっと安い時があるようです。
2位 : ウォールアイ (塩&オリーブオイル焼き)
ミシシッピ川〜五大湖に棲む北米の魚です。今回の買い物の中で一番カナダっぽい食材かもしれません。
長女が翌朝に起きて開口一番に「さかな!食べたーい!」と泣くくらい高評価でした。
淡白な身で臭くもなく私も好きな味です。
1匹(40cmくらい)2500円くらいだったので(置いてあった中では安かったです)頻繁には買えないのですが、もしもお金を気にせず買えるなら何度でも買いたい魚です。
1位 : 牡蠣 (ポン酢)
牡蠣っぽくない牡蠣です。甘くてとろけました。1個2$くらいに値下がりしていたのでお得でした。殻の割には身が小さいなと思いました。また食べたいです。
全部また食べたいですが、これだけで5千円くらいしたので何かの記念日なんかにまた買いたいと思います…。
帰国までには北米ならではの魚を食べたいです。ロブスターにも挑戦したいです。日本の店でしか食べたことがないので楽しみです。