【カナダのサプリ】高緯度地域に必須のビタミンD!冬にどれくらいの日光浴が必要?
高緯度地域であるカナダやその他の国では、特に冬にはビタミンDのサプリを飲むそうです。
私は関東の茨城生まれの茨城育ちで、冬にビタミンDなんて飲まずに育ちました(…よね?)。
関東とどれくらい違うんだろう?と思ったら丁度いい記事がありました。
関東の3倍の時間の日光浴が必要らしい
体内で必要とするビタミンD生成に要する日照時間の推定 -札幌の冬季にはつくばの3倍以上の日光浴が必要-|2013年度|国立環境研究所
モントリオールは緯度的に北海道の北あたりに位置しますので、これを参考にしてみます。全く同じだとは思いませんしこれが乳幼児にも当てはまるかは分かりません。これから書くのは気休め程度の推測です。
冬の12月の正午では、那覇で8分、つくばでは22分、緯度の高い札幌では、つくばの3倍以上の76分日光浴をしないと必要量のビタミンDを生成しないことが判りました
つくばは茨城なので関東ですね。冬の正午の関東で22分の日光浴だそうです。対して北海道は76分だそうですね。冬に強い日差しで顔と手に76分浴び続けるのはほぼ無理ですかね。那覇の8分はさすが日本の南国ですね。
我が家の大人は毎日卵3個分のビタミンDが足りていないっぽい
我が家の大人が食事でどれくらいビタミンDを摂れているのか考えてみました。
我が家で食べるビタミンDが入っているものといえば以下のものです。
毎日どれか食べています。
- 鮭(1切) 80gー26.4μg
- 豚肉(硬い部位)150gー0.3μg
- 牛肉 80gー0.3μg
- 卵(1個)60gー1.1μg
- 牛乳(1杯)200mlー0.6μg
(http://calorie.slism.jp/ カロリーSlism - 栄養成分/カロリー計算より)
という感じです。
(その他に含まれていそうな食材ではマッシュルームをたまに食べるくらいなので無視します。)
目標は大人は1日あたり5.5μg以上摂ることです。
(1〜2歳の子供たちは2.5μg以上)
鮭の日は余裕でクリアですね。
卵と牛乳は大抵朝か昼に食べるので、肉類と合わせてビタミンDは毎日最低約2.0μgは摂っているということにして考えてみると
アバウトに考えて我が家の大人は毎日ビタミンDが3.5μg足りないわけです。
(卵3個分、肉12食分、牛乳6杯分足りないのですね。)
冬の北海道で3.5μgを日光浴から得るには約48分浴びなければならないようですのでカナダでもそれくらい必要なのでしょうね。女性はメイクをしているのでもっと必要ですね。
我が家の1〜2歳児は20分の日光浴が必要
(乳児は母乳と栄養が添加されたシリアルと離乳食なのですが、どれくらい飲んでいるか分からないので考えません。サプリあげちゃいます。)
(2歳の長女は大人の半分くらいを食べるので毎日1.0μgのビタミンDを摂っていると考えて良さそうです。
カナダで日光浴で1.5μg補おうとすると20分くらい浴びれば良いのでしょうか。
大人と同じように考えるのはどうかと思いますが考えないよりいいですかね)
モントリオールの自宅では晴れの日であれば1〜2時間は浴びていると思いますので日光浴ができている日はOKですかね。
(わざと日が当たる場所で半袖で遊ばせています。)
カナダの赤ちゃん用のビタミンDサプリ
いつも日光浴ができるかというとそうもいきません。雪も降りますし曇りの日だってあるわけです。
天気の様子を伺うのは面倒なのでサプリメントに頼ります。
ドラッグストアではこんな感じで赤ちゃんや幼児用の商品が沢山出ていました。
シロップ(液体)と飴(固体)のものがあります。
与える量は、大人のビタミンDの摂取量は最低5.5μg、上限50μgですが、
1〜2歳の子供たちは1日最低2.5μg、上限25μgになるように与えます。
(摂りすぎると高カルシウム血症につながります)
赤ちゃん用はこれを買ってみました
PediaVIT D だそうです。千円くらいだったと思います。
固形は怖いので液体にしました。
味はサクランボで甘いです。少し苦くて、子供のころに飲まされた風邪薬シロップの様な感じでした。
うちはスプーンであげたり食事に混ぜたりします。2歳の長女はどんどんなめてくれましたが、1歳の次女は嫌いなようでした。
箱を開けてみると、スポイトが入っていました。
子供が開けにくい蓋です。紙でキチンと閉まっています。
スポイトは1mlまではかれます。
1~2歳は1日1mlだそうです。1mlで10μgのビタミンDが摂れるようですね。
結構甘いのですが砂糖は入っていないのですね。
逆側にはフランス語の表記がありました。
スポイト付きの蓋を閉めてみました。閉めるのは簡単ですが開けるのは子供には難しい仕組みになっていて安全です。
その他参考になる部分の引用
京都市内で2006年から2007年にかけての1年間に出生した新生児1120人を対象とした調査*4では、全体の22.0%にビタミンD欠乏症を示唆する頭蓋ろうが認められました
22パーセントは意外と多い印象を受けました。
胎児の骨量が増加する妊娠後期が太陽紫外光の弱い冬季であった4~5月出生児に、特に頭蓋ろうの頻度が高いという結果が示されています
妊娠中にビタミンD欠乏に気を付けてとは少し言われた気がしますが、先の22パーセントを考えるともう少し注意してもいい気がします。
ビタミンDが不足すると、骨へのカルシウム沈着障害が発生し、頭蓋ろう、くる病、骨軟化症、骨粗しょう症などの病気 が引き起こされるほか、高血圧、結核、癌、歯周病、多発性硬化症、冬季うつ病、抹消動脈疾患、自己免疫疾患などの疾病への罹患率が上昇する可能性が指摘さ れています
両親学級や乳児健診で赤ちゃんのビタミン欠乏症、特にくる病に気を付けるように何度も言われましたが妊娠中に胎児への影響はほとんど聞かなかったと思います。もちろん気を付けていましたが。冬でも日光浴は大切ですね。
ビタミンDは、魚やキノコなどの食物に比較的多く含まれているほか、太陽の紫外線を浴びることで皮膚の中で生成することもできます
食事と日光浴でビタミンDを補うことは子供のころから何度も言われてきたことでした。でも当時も魚を食べない子が多かったと思います。そのまま大人になり、今も食べない人は多いかもしれませんね。
日光浴推奨時間の大まかなまとめ、だそうです
国民のビタミンD不足を補うための日光照射の勧め —新たに札幌・横浜・名古屋・大津・宮崎を含めた 国内10地点における準リアルタイム情報の提供開始—|2017年度|国立環境研究所
第一子妊娠中は毎食栄養価計算をしていました。1か月もすれば目分量で計算ができるようになります(今日はこれは足りているけど鉄分があと1mg足りないから小松菜をお浸しにして1株食べよう、などの調整ができるようになります。)
そんな感じで栄養価を気にしてはいましたが、計算通りに吸収できているかは疑問ですけれど、足りないよりはいいということでやっていました。
今飲んでるサプリについてはまた後日記事にします。