ひきこもり主婦がカナダに住んだ話

モントリオールで赤ちゃんと暮らす

カナダに住む平成元年生まれの記録。2017年~2019年の春まで滞在。失敗や後悔記事も追加中。Instagram→@shima_montreal

知らない人から食べ物をもらったらどうするか問題【偏見御免】カナダ人は超親切

 

今日は意見が分かれそうなエピソードを…

 

 

先日、知らない人が娘に食べ物をくれました。どう対応したらよかったのか悩みましたので書きます。

 

 

知らない人から物を貰った場合は大人でしたら笑顔で受け取って、食べるなり後で捨てるなり出来ると思います。

 

 

しかし子供にくれた場合は、しかもそれが素手で持ってその場で食べるようなものの場合はどうするべきでしょうか。

 

 

出来事としましては単純なのです。

 

マクドナルドでドリンクを注文中に2歳の娘がぐずって泣いた際、

 

近くにいた若者(男性)が「ケチャップだよ〜」と言ってあやしてくれました。

 

そしてどこかに行ったかと思ったら自分の席からポテトを1本持って来て、娘に渡してくれようとしたのです。

 

娘は人見知りなので、結局はポテトは受け取りませんでした。(若者に話しかけられていると気付くと固まって目を逸らしてしまいました)

 

(でも娘が社交的でポテトを受け取っていたらきっとその場で食べていましたよね。)

 

 

何を警戒しているのかというと、風邪とか貰わないかな…という心配もあるのですが、単刀直入に申しまして、その若者の風貌が苦手だったのです。

 

具体的には、目立つ程に落ち着きが無く、顔に引っ掻いた様な長い生傷がいくつかあったのです。

 

どうしてそんなにテンションが高くて無駄な動きが多いの?今の時代そんなに顔が血だらけになる?なんだか様子がおかしいですねという印象を抱いてしまったのです。

 

好意的に見れば、その若者は人が好きで小さな交流にテンションが上がって挙動不審気味になったのかもしれませんし、顔の傷はやんちゃな大きなペットがじゃれてきて付いたのかもしれません。(私もよくあります)。それか病気かもしれませんし、兎に角何か事情があるのかもしれません。

 

表情は優しかったし人も良さそうでした。(この記事を書いている今も、この文を読むだけならポテトをもらってみんな幸せ…で良いじゃない、と思います。)

 

ですが若者を疑いたくはないのですが、あまりにも落ち着きが無いのです。

 

…変な物質、摂取してないよね?

と思ってしまいました。

 

(日本よりは様子のおかしい人をよく見るこの地で警戒心が増してしまいました。)

 

 

親の対応としましては、私は「ポテトくれてるよ」、と(受け取る以前に顔を向けるように)促しました。夫も受け取るように促していました。

 

しかし、親である私達が代わりにポテトを受け取って娘に与える、という事まではしませんでした。

 

差し出したポテトの行き場が無くなった若者の残念そうな顔が忘れられません。

 

 

"本当にごめんなさい…"という胸が痛む懺悔の気持ちと、

 

娘が受け取らなくてホッとした気持ちがせめぎ合いました。

 

たった1本のポテトなのですがね、本当に悩ましいです。 

 

これで良かったのかポテトを受け取るべきだったのか…やっぱり対応に後悔しています。

 

もしまた同じことがあったらポテトを受け取って娘にもらったよーとか言って紙ナプキンに包んで持ち帰りますかね…

 

 

 

そう言えば、鎌倉に長女(1歳ちょうどだった頃)と行った帰りに、電車で隣に座った白人の小学校低学年の男の子にドライマンゴーを1枚貰った事があります。

 

(知らない言語のガイドブックを読んでいたので家族で観光をしていたのだと思います。)

 

ドライマンゴーは娘にくれたのかも…と思いましたが娘はまだ食べられないので私が食べました。(お礼に鎌倉土産のラスクをあげました)

 

 

これもこの対応で良かったのか…??

 

 

娘にくれたならマンゴーを娘に見せたり触らせたりするべきだったかな…?やっぱり後悔しています。

 

1年以上経った今もたまに思い出します。

 

マンゴーをくれた子は子供だったし自分が食べる事しか頭に無かったので何も警戒しませんでした。

 

前述の若者との違いと言ったら清潔感でしょうか。偏見の塊…本当にすみません…。

 

 

追記:クリスマスに知らないおじさんにちょこを貰いました