ひきこもり主婦がカナダに住んだ話

モントリオールで赤ちゃんと暮らす

カナダに住む平成元年生まれの記録。2017年~2019年の春まで滞在。失敗や後悔記事も追加中。Instagram→@shima_montreal

カナダ式離乳食始めました

 

次女が 6ヶ月半に離乳食を始めました。カナダの病院にかかったらカナダのやり方でやっていないと何か言われそうですし、折角なのでカナダのスタイルでいきたいと思います。

 

人によって言う事が違うようですが、一つの参考として、また自分の備忘録として記しておきます。

 

カナダ式でやる方はカナダの医師や看護師に確認してください(それでも人によって言うことは違うという話ですが…)

 

 

 

参考にしたブログ

日本とカナダ・離乳食の進め方の違い - mayblog

 

カナダで離乳食、始めました!

 

お二人共やり方が違うようですが参考になります。

 

 

離乳食のはじまり

 

裏ごしもしない・味付けもしないという大雑把な自分としては日本とカナダでは大差ないように感じます(同じ人間ですし大差ないのは当たり前かもしれませんが)、一般的な感覚だと日本とカナダではやり方がかなり違うと感じる様です。

 

 

6ヶ月から始めた

次女は6ヶ月半から始めました。色々調べていたら遅くなってしまいました。

 

 

初めての食事はライスシリアル

初めての食事はライスシリアルです。シリアルの粉末を水や母乳で溶かして与えます。

日本でも売られている離乳食用のお米の粉末と何が違うのかというと、栄養素(鉄分など)が添加されている点です。

我が家はお米を食べるので次女にもお米を食べさせても良かったのですが、鉄分補給になるのでシリアルを与えています。

 

 

硬さはとろろくらいが好み

赤ちゃんによって硬さは変えるようですが飲み込める液体〜ドロドロの柔らかさにします。

 

日本でもそうだと思いますが、重湯から始める子もいればおかゆに近い方が食べる子もいますし(娘達がそうでした)、その辺は様子を見ながらやっています。

 

次女は初めから大さじ1杯食べました。

 

 

回数は1日2回あげている

日本では1日1回からという目安だと思いますが、カナダ式だと2回与えても良いそうです。

次女は1日1回の日もありますし、機嫌が悪かったり食べながら寝てしまったりして殆ど食べない日もあります。

 

 

タンパク質(鶏肉)はもうあげた

長女の時には鶏肉は後回しで初めは白身魚から与えた気がしますが、カナダでは鶏肉は早くから与えるようです。

 

次女も早速(?)鶏肉をほんの少量あげています。(白身魚は手に入りにくいのであげたくてもあげられません…遠いスーパーに行けばあるかもしれませんが、徒歩なので帰りに腐ってしまいます)

 

 

 

市販の離乳食の写真

6ヶ月からのライスシリアル

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500円ちょっとでした。他にはネスレの300円ちょっとのもありました。食べきれないので冷凍保存しています。作り方は箱に書いてあって、母乳と混ぜるみたいな事が書いてあったと思います。(箱は捨てたので分かりませんが)

 

 

次女の好みの硬さはこれくらいです。これより液体寄りだと嫌がります。 

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とろろ芋の様な舌触りでトロトロです。とろろの代用に…ならないですかね。ネバネバではないので。でも子供の頃の私なら騙されたと思います。

 

 

瓶詰め 

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1匙ずつ冷凍保存です。鶏肉、人参、芋が入っています。

 

 

次女が大嫌いな味のパック

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ブロッコリーと豆とリンゴとあと何でしょう。色々ありますね。

200円くらいだったと思います。

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豆の香りが少しキツくて、次女はこれを口に近付けると変な顔をし、舐めるとすぐさまオエッと言って舌で押し出します。そう言えば豆は長女も苦手でした。

 

 

離乳食が売っている場所

 ドラッグストアやスーパーです。沢山ありますが、「親子丼」みたいな料理の離乳食は見かけないです。

 

 

アレルギー反応対策は日本と同じ

日本と同じです。新しい食品は1食品ずつほんの少し与えて2〜3日様子を見る、といった感じで食品数や量を増やしていきます。本当に心配のある食品は肌に付けてパッチテストをしてから与えます。

具合が悪くなった時の為に病院の開いている時間帯に(なるべく午前に)与えます。

 

 

6ヶ月にピーナッツを与える

日本でも話題になったと思いますが、アメリカの小児医学会が発表した論文によると赤ちゃんのうちにピーナッツを与えるとピーナッツアレルギーになりにくいという話だそうです。与える方は自己責任でどうぞ。

 

 

私が初めてこのニュースを目にしたのは昨年で日本にいた頃ですが、最近また日本のニュースでもよく目にします。

 

 

この方が論文を和訳してくださっていました。

【論文全訳】「早期の離乳食開始がアレルギー予防に効果的」説がアメリカの主流です

 

 

参考書籍

こちらの本にも書かれていました。

 ALLERGIC LIVING 2017年春号 p21

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 左の白文字がそれっぽい文句ですね。

内容は、こういう論文がありますよ、こんなデータがありますよ、という事が書いてあります。

 

 

 

ピーナッツを与える場合ははそのまま与えず、粉末にしたりピーナッツバターを与えたりします。豆類で10歳のお子さんが命を落とした事例もあります。乳幼児には固形の硬い豆は与えない方が良さそうです。

 

節分 子どもの豆の事故に注意 | 衣・食・住 | NHK生活情報ブログ:NHK 

 ピーナッツ1粒でも 子どもの誤嚥、原因1位はナッツ類:朝日新聞デジタル

 1粒のおやつ、我が子奪った 気管に詰まったアーモンド:朝日新聞デジタル

 

 

次女にはまだ与えていません…どれを買って良いのやら。ピーナッツを買ってきてミルサーで粉末にして与えようかなと思っています。ピーナッツバターは我が家は食べませんし。

 

 

ビタミンDサプリが沢山売っている

 スーパーやドラッグストアにビタミンDのサプリが沢山置いてあります。赤ちゃんのパッケージなので赤ちゃん用(または母乳用)の様です。

ビタミンDは日光に当たると作られます。食品から摂るのも良いのですが限界がありますよね。冬は特に日照時間が減りますし、欠かせないサプリなのでしょう。ただ、過剰摂取に気をつけます。(普通にしていればそんな事にはなりませんが。)

あれだけ置いてあるなら必需品なんだろうなぁと思います。今度医師に聞いてみます。

 

 

離乳食グッズを揃えなきゃ

まだ何も揃えていません。ミルサーと炊飯器の離乳食モードはあるのでそれは使うとして、スプーン・食事エプロン・レンジ可の食器は買わないとなりません。

(すり鉢は持ってきた気がするのですがどこに片付けたのやら…)

赤ちゃんの可愛い食事エプロンとスタイのメーカー2選 【男の子も】 - モントリオールで赤ちゃんと2年間過ごす日記

 

 

食べながら寝ちゃう

 特に夕飯での事なのですが、次女は食べながら寝てしまいます。3口食べたらウトウトしだして、カクンッ→「ア゛ー!!」→ウトウト カクン、という具合になるので寝かせます。なので夜は大事なもの(?)から食べさせています。

 

 

 

長女の日本式離乳食(2年前)

次女の離乳食が始まったことにより長女の時の事を忘れてきていますのでメモします。

 

初めての離乳食

開始 :5ヶ月ちょうど

食品 :米(おかゆの上澄み液は食べず、ドロドロは食べるのですぐにドロドロに移った)

回数 :1日1食

 

メモ

主な食品

初めての物はお湯で薄めて一口ずつ試して増やしていきました。お米と野菜(主にほうれん草や小松菜、芋や人参)を食べさせ、初めてのタンパク質はタラか鯛かの白身魚だったと思います。

 

 

進度

離乳食2ヶ月目(生後6ヶ月)は離乳食拒否のためまるまるお休みしました。生後7ヶ月になると休んでいた分を10日くらいで取り戻して理想進度に追いつきました。飲み込みも上手になりました。

 

毎食野菜を茶碗1杯分与え、タンパク質食品は理想量を計って与えていました。

 

味付け

味付けは基本無しでした。アクが強い野菜や嫌いな物などは離乳食レトルトパックを少し混ぜて味をつけた気がします。

 

離乳食のレトルトパックはよく使いました。(特に外出時)

 

 大きさ

歯が生えるのが遅かったので柔らかく・細かく切っておきました。

 

 

離乳の時期 

1歳4ヶ月に卒乳しました。1日1〜2回授乳を求められてしていたのですが、1週間くらい変遷の時期があって、ある日突然飲まなくなりました。

 

卒乳すると夜ぐっすり眠るようになりました。

 

 

2歳の長女の今

今は炭水化物と牛乳が大好きです。1歳10ヶ月までは野菜は毎食茶碗1杯は食べていたのですが、今は全然食べません。

地域のナントカ学級で、「野菜好きにさせる為に離乳食で頑張って野菜を食べさせよう!」と習ったのですが、今は全然食べないので都市伝説かなと思いました。でも野菜を1年でも沢山食べてくれたので良しとします。また野菜好きになってくれると良いです。

 

 

 

しばらくは次女はカナダ式離乳食でいきますが、困ったら長女の時の様に日本式に変えます。