ひきこもり主婦がカナダに住んだ話

モントリオールで赤ちゃんと暮らす

カナダのモントリオールに0歳・2歳・夫と家族4人で住む事になりました。2019年の春までお付き合いください。日本にいる家族を心配させない為のブログ(ひきこもり主婦のカナダ日記)

バイリンガルができるまで

モントリオールの方々は基本的に2ヶ国語以上を話せます。

(年配の方は話せない方も多いのかもしれません。しかし仏語のみでも必死に伝えてくれます。)

店員さんは勿論、昼間から道端で飲んだくれている歯の無いおじさんや、お金をくれと懇願しているホームレス(?)の方まで…日本ならおよそバイリンガルには見えない方まで(失礼)が皆バイリンガルです。

 

そんなバイリンガルはどのようにして出来上がるのか?それは子供達を見れば分かりそうだ!

…という訳でここではまだ言葉拙い子供達の様子をお伝えします。

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核心には至りませんのであしからず。

 

 

モントリオールで見た6つの事例

ケース1〜1歳頃の赤ちゃん〜

「あばあば〜うぶぶ」……くらいしか話せない頃だと思いますが、それもなんとなく仏語っぽい発音でした。

当たり前ですがこの頃からもう言語の影響は受けているのですね。よく言われる事ですが、赤ちゃんには赤ちゃん言葉を使わない方が良さそうだと実感しました。

 

ケース2〜年少くらいの子〜

仏語の夫婦の子ですので、子供は仏語のみでした。英語は分からないようでした。ちょっと安心。ペラペラだったらビックリです。

 

ケース3〜年中や年長の幼稚園グループ〜

子供達は英語話者でした。2人いる引率の大人は1人が英語のみ、もう1人が仏語のみでした。子供は仏語の先生が言っている事は分かるようでしたが英語で話しかける子が多かったです。

 

ケース4〜年長さんくらいの子〜

仏語の父・日本語の母の子だと思われますが、言い表せない程に日本語と仏語が混じっていて何を言っているかサッパリでした。(それも可愛かった)。母親は仏語は話せそうな感じでしたが子供とは日本語のみで会話していました。

 

ケース5〜小学校低学年の男の子〜
仏語の母と中国語の父家族です。子供にはそれぞれの言語のみで話しかけていました。夫婦の会話は仏語でした。子供は大人によって言語を変えていました。

そう言えば、この父親は英語で歌を子供と歌っていました。

 

ケース6〜日本人小学中学年の3人組〜

ハーフの子もいましたが日本語で会話をしていました。完全にその空間だけ日本の小学校です。しかし名詞や日本語で何というか分からないものだけ仏語や英語でした。この年齢だと完全に使い分けが出来るのでしょう。

 

共通して言えること

こう見ていますと子供と接する時には大人は1人1言語を使うというのが原則のようです。

 

ちなみにうちは日本人家族なので日本語のみで会話します。まだ5ヶ月の赤ちゃんは置いておいて、2歳の長女は日本語しか分かりません。しかし公園でどこかの幼稚園の先生が英語で言っている事は何となく分かるようでした(言葉が分かるという意味ではありません)。子供は雰囲気を察知するのが得意なのでしょうね。

 

 

トリリンガルなフィリピン人

以前、3言語を使えるフィリピン人の同い年の女性にどのように外国語を習得したのか話を聞きました。

彼女によると、

両親や地域の言葉(島の言葉)をマスター

6歳からはフィリピン語(タガログ語)を学ぶ

10歳以降に英語を学ぶ

という流れで学んだようです。彼女の周りの大学に行く子はみんなこのような感じだと言っていました。

 

両親(や地域)が同一言語話者である環境で育つという点では日本と同じですね。参考になりそうです。

 

早期英語教育はナシ?

島の言葉とフィリピン語と英語にどれだけの差があるのか分かりませんが、彼女は早期英語(外国語)教育には否定的で、赤ちゃんのうちから英語教育はさせずに母語をまずマスターさせるべきだと教えてくれました。母語をマスターしないと物事を深く考える事が出来ないとも言っていましたが、日本語のみで育った筆者にはよく分からない感覚です。でも彼女が言うのだからそうなのでしょう。

 

(ちなみにモントリオールの本屋さんで英語学習のテキストを見てみたら6歳くらいの子用からテキストが沢山ありました。そのくらいから第二言語の勉強が始まるのですかね。その辺の育児本も見つけて読んでみたいと思います)

 

母語が確立していないと深く考えることができない?

トリリンガルの彼女と同じような事を数学者のピーター・フランクルが高校に講演に来た時に話していました。今もその考えでいるかは知りませんが。日本語が流暢な外国の方です。

ピーター・フランクルのプロフィール→

 

また、こちらも同じような事が有名作家の外山滋比古の本に書かれていました。

読んでいて「それは何の根拠から?」と思う所もありますが、きっと何処かで得た根拠なのでしょう。高校の教科書にも採用されるような著作がある人の本ですし、かなり読みやすく分かりやすい本ですよ。

 https://www.amazon.co.jp/日本語の絶対語感-だいわ文庫-289-2-外山滋比古/dp/4479305548

 

早期英語教育が良いという話は英語教材の宣伝でしか聞いた事の無い筆者ですが、歌に関して扱いに悩んでいて、英語歌詞の歌を聞かせても問題ないのではと思っています。それは言語として入ってくるのではなくて、音楽として入ってくるのではないかと考えているからです。筆者自身、幼い頃は歌を言語として捉える事ができませんでした。しかしこの話をすると歌を言語として認識出来た人もいたようで…これを我が子に適用出来るのか否か、もう少し調べます。

 

日本のバイリンガル

ちなみにですが…筆者が小学生だった頃に下の学年にタイの子がいました。こちらの方は両親がタイ人で、諸事情で小4まで学校に行けなかった子です。しかしその子は日本語が普通に話せました。近所の日本の子と遊んでいたからです。筆者もたまにコオリオニ(鬼ごっこを発展させた遊び)をしました。

 

また、筆者が中学の時の同じ塾の中国人の女の子は日本語もペラペラで筆者より成績優秀でしたし、英語も塾で学んだだけなのにかなり得意なようでした。この方は地頭も良かったのもありますが、かなりの努力家でした。

  

周りが無理に教えようとしなくても、必要であれば他の言葉が使えるようになるのかもしれませんね。本人の努力も勿論あるでしょうけども。

他にも日本で見たバイリンガルな子は沢山いますがやはり無理矢理習得させようとするのは良くないなと思います。

 

まとめ

筆者が見聞きした狭い範囲での事をまとめると、日本語しか話せない人が自身が使えもしない他言語を赤ちゃんに教えるのは避けた方が良いって事ですかね。中途半端が良くないのでしょう。

(まぁこれはよく言われる事ですね。)

やるならかなり知識を付けて作戦を練らないといけないわけです。

 

というわけでモントリオールの子供達の外国語学習の核心には迫っていないので、バイリンガルなモントリオールの大人に、どのように育ったのか聞いたらまた報告します。